英国製。
Coffee percolator(パーコレータ) :コーヒーを抽出する加圧抽出器
1952年製
未使用品
抽出方法
篭の部分に、粗挽きにしたコーヒー豆を入れる。
篭より少し下まで水を入れる。
火にかけて沸騰させる。
蓋にある透明なつまみ部分から見えるコーヒー液の色を見ながら、時間を見計らって火を止めて抽出終了とする。
抽出原理
水が沸騰し蒸発すると、 篭の下の空間の圧力が上がり[1]水面を押し下げ、支柱の中に貯まっている湯を押し上げる。支柱の中を押し上げられた湯は間欠泉のように上部から噴き出す。その熱湯が篭にあるコーヒー豆に降りかかり抽出が行われる。
粉を通過して抽出されたコーヒー液は下に落ちて、再び下の湯に混ざる。そして再度支柱から吹き上がり篭内の豆にかかる。これを繰り返すことで抽出が進む。また、蓋にあるつまみ部分はガラスやアクリル樹脂など透明プラスチックで出来ていて、パイプから噴き出した熱湯が内側に当たるようになっている。抽出が進むほど蓋に吹きつける湯の色が濃くなってくるので好みの色(濃さ)になった時点で火を止め、篭部分を取り除き通常のポットとして注ぐ。